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デンマークのコペンハーゲン市内から30分くらい歩くと、この場所にたどり着く。通りには観光客相手の露店がでている。写真の正面向こうには海を隔ててスエーデンがある。 途中にレジスタンス博物館があった。こんなところにレジスタンス?と思って立ち寄った。ナチスドイツのユダヤ人狩りは、被占領国の警察組織を使って行われた。ナチの命令に忠実な国と、従わなかった国がある。 「ホロコースト全史」という本を読むと、当時のデンマーク国王は、ユダヤ人というだけで、これまでともに暮らしてきた人々をナチスに渡すわけにはいかないとして、組織的に北欧スエーデンへ逃がしたという記述がある。 |
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デンマークの歯学部に行ってみたらと誰かに薦められた。それでEメールを送った。 その返信に「あなたが会う価値のある人かどうか知りたい」という返事がきた。 このホームページに「English」という項目があるが、これはCurriculum vitae(履歴書)である。 これをメールで送信すると、面談するという回答が来た。 本来なら、所属する大学や研究所のOfficial Website(公式ホームページ)に教官個々人の紹介・研究業績が、記載されていると信用度は高くなる。 欧米の大学のホームページを見ると、教官の顔写真、経歴、業績、発表論文などが明記されている。 例えば、英国のEastman研究所の公式Websiteには、学長の経歴の中に、膨大な量の研究業績の記載だけでなくTwo daughters(二人の娘さん)という家庭についての個人的な記載まである。 日本で、教官の研究業績をホームページ上に公表しているのは岡山大学医学部がある。これは例外的である。 日本の大学でこれを標準的にやったらどうなるだろう。あまりにも論文を書かない教官(教授、助教授、講師、助手)たちが多いことを知って、国民は驚くだろうと思う。 教授が研究して論文を書くように盛んに言っても、それに従う教室員は少ない。それが最近はさらに顕著になっていると聞く。 国民の税金から支出されている「研究費」を使っていなければ、まだ許されるだろうが、中には、数百万円の研究費を使っても、一つの論文さえ書かず、日々、自分のいわば「趣味」のために「研究(?)」している人たちが現実にいる。 国費の無駄遣い、という認識がない。 次に、日本語で学術論文を書いても、海外では読めない。 中国語、韓国語、ベトナム語、アラビア語で書かれた論文を読めますか? 米国留学の際に、麻酔科の武下教授から最低2つの英文論文があれば米国のgrantで雇ってくれる。米国から給料がもらえる。そう言われて励まされた。 さらに言わせて頂ければ「純粋国家公務員」とあだ名される教官たちがいる。 9時から17時まで、仕事らしいことは何もせず、机に座ってインターネットで遊んでいたり、アルバイトのために他の病院に出かけたり、まったく困った人たちが結構いて、これを解雇すること、配置転換することも、国立大学時代にはできなかった。 さて、独立行政法人になって彼らがどうなるか? きっと、これまでと変わらないと思う・・・。 ●中段の写真はデンマークの軍事博物館である。 2階には膨大な量の小銃や機関銃などの小火器、1階には大砲などの重火器が多数、薄暗い建物の中に陳列されている。これは、博物館ではなく、武器庫である。 ●チボリ公園は街の中にある。倉敷のチボリ公園と違って駐車場もない。 入場料が安く、夕方になると、仕事が終わった人たちが入り、中のレストランで食事したり、ビールを片手にたくさんの人たちが立ち話をしている。 |
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デンマーク王宮と警備兵 建物と民間人が出入りできる場所との間に塀がない。 |
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つきあたりの奥の方が見えないほどの広さがあり、ガラスケースの中には数々の小火器が陳列されている。 |
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